株式投資がお得な理由 - やり残した卒業論文

去年から株式投資を始めました。きっかけは、NISAが始まったこと、アベノミクス、職場の先輩がやっている、など色々なことが重なって、です。

まだ始めて半年くらいですが、今のところ、株式投資を始めてよかったなと思うことをまとめてみます。

儲かると嬉しい

初めて3000円分儲かった時にはやっぱり嬉しかったです。

マイナス2万とかになると死にそうになりますけどね。

私は、家計はキャッシュフロー的、現金主義的だと思っています。

どういうことかというと、資産の増減ではなく現金（流動資産）の増減に意識が向かうということです。

簿記二級の知識で語らせていただくと、現金も株式も、もっというと車のようなものも同じ資産というグループになります。

例えば、現金を100万円持っている人が20万円のテレビを買った場合、バランスシート上は80万円の現金と20万円のテレビを保持していることになり、総資産は100万円で変化なしになるのです。

だからテレビを買っても現金を使ったのではなく現金とテレビを交換しただけなのです。

これって、少し日常生活の感覚とは違いますよね。（違いますよね？）

テレビを買うということはまあまあ大きな買い物ですし、普通は出費ととらえますよね？

この出費という感覚は、銀行口座の残高が減るから、財布の中身が減るからだと思います。

（＝現金が減る）

家計には、資産と負債の概念しかないと思うんですよね。

費用化っていう概念がないから

現金の減少＝出費

現金の増加＝収入、儲け

っていう風に繋がるんだと思ってます。

株を購入するときにも、同じように出費という感覚を少なからず持つことになると思います。だって、銀行口座から残高が減るから。でも、これってすごいお得なことだと思うんです。なぜなら、テレビと違って株はすぐに現金化できますし、なんといっても儲かる可能性もあるのです。

20万円でテレビを買っても中古で売った時には、半分とかそれ以下になっちゃいますよね。

でも、株なら極端な場合でなければ、半分とかにはなりにくいですし、現金化もしやすいです。

つまり、ほぼ現金みたいなものなのに、気持ち的には、お金、しかもそこそこの大金を使うのです。

大金を使ったという快感を得られる割には、実質の出費にはなっていないのです。

売買手数料の300円で数十万円分の快感を得ることができるなんて、なんてお得なんでしょう。

最近だと、ECBの金融緩和や原油安、水素関連のニュースなど、大きな話題が続いています。

株価はこれらに結構影響をうけます。

株を持っていなかったらこんなニュースに興味わかないですよね。

私も全く興味ありませんでした。

でも、金融緩和とかいう意味のわからないニュースのせいで、二、三万儲かったり、損したりするって納得がいかなくなってくるんです。

だから、仕方がなく「金融緩和ってそもそもなんなんだろう」

とか

「どういう場合に円高になるんだろう」

ってだんだんと勉強するようになりました。

やっぱり人間、お金がかかると動かざるを得ないのです。

金融緩和とか小難しいニュースに限らず、例えば「シマノが発表した新しい自転車のパーツがヨーロッパで売れている」

「妖怪ウォッチ大人気」

とかこういうニュースで株価が跳ね上がったりするんです。

興味のアンテナが広がったという点では、株やっててよかったなーって思います。

上に挙げた中で、一番よかったのは、やはり勉強して知識が増えたこと、興味の幅が広がったことです。

これで儲けが出たらいいんですけどね笑